床矯正はヨーロッパで広く行われている矯正の方法です
床矯正は、歯を抜かずにあごを広げて歯並びを整える矯正方法です。床矯正は最近テレビでも紹介されました。従来の矯正では歯並びが悪いというだけで健康な歯をぬいたり削ったりして矯正してきました。一回削った歯、抜いた歯はもとには戻りません。歯が並ばないと言うことで健全な歯を抜歯してスペースを作ったり、削ったりして矯正する前に、あごを広げてスペースを作ろうと言うのが床矯正の考えです。床矯正は非抜歯矯正です。
床矯正はヨーロッパで広く行われている矯正の方法です。着脱が可能な矯正装置を使います。矯正装置は食事や歯磨きのとき、スポーツのときなどは取りはずしてもかまいません。床矯正はこの装置を使い、歯並びをなおすだけでなくあごから顔、さらには体全体のバランスを整えようという治療です。装置のネジを回すことにより、あごの骨を少しずつ広げていきます。あごの発育が小さく歯が生えるスペースが取れないで、狭いスペースにひしめき合ってでこぼこだった歯並びを矯正するというものです。床矯正の最大のメリットは、矯正装置の取り外しが可能で、自分のペースでできることです。その他の床矯正のメリットとしては次のような事柄があげられます。
※永久歯を抜かない ※痛くない ※大人まで矯正できる ※自然に近い噛みあわせに導く
デメリットもあります。装置の紛失や、取り扱いが悪いと壊れてしまいます。装置を装着していないと、治療がなかなか進みません。
床矯正は従来は子どもがするものと考えられがちの矯正方法ですが、床矯正を希望する大人(成人)、実際に床矯正をする大人が増えているといわれています。
歯並びの美しさ、歯や歯並びが身体全体の健康に及ぼす影響など近年の健康志向への関心が高まっていることがその理由と考えられます。矯正方法や矯正装置も多種多様になり、床矯正などの情報が増えたことも理由にあげられるでしょう。床矯正などの歯の矯正は長い時間が必要で、治療が開始されると歯磨きの方法や通院など日常生活に、本人の強い意志と積極性が求められます。それが子どもである場合はなかなか難しく歯の治療、特に矯正は満足のいかないものになることがあります。それに比べると大人の歯の矯正は、本人のつよい意志がありますので、しっかりとした歯の矯正ができるということになります。
大人の歯の矯正は、自分に合った矯正方法を自分で選択できます。美しい歯と健康を手に入れましょう。